大人の嗜みごっこ: 大人の嗜みごっこ　（２７４）: SSブログ

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大人の嗜みごっこ　（２７４）　[ウイスキー] [編集]

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　去年末、Bar Main Maltさんで初めてのつもりで飲んだボトルがすでに飲んでいた“大失態”を抱えたままで年は越せないと、急遽Bar UKでウイスキーの飲み納めをしました。

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　その前にホットラムを注文しました。

　ホットラムは、単にラムに蜂蜜か何かを入れてお湯で割って終わりではなく、色んなスパイスを利かしているみたいでした。かなり熱かったです。小皿にシナモンスティック、ナツメグ、クローブを入れるてお好みで味付けしてくれと、小粋なサービスでした。

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　さて、確かの過去に飲んでいないウイスキーで飲み納めです。まずは響の１２年。いつか飲もうと思っていて、気が付けば製造終了、熟成年数を言わないJAPANESE HARMONYに置き換わりになっていました。

　皮の香りが僅かにしました。

　飲むとシェリー樽熟成よりマイルド。蜂蜜の様な甘さに麦芽の感じも。花っぽい感じがしましたが、それは梅酒の樽での熟成の効果でしょうか。

　これ、良いですわ～。シェリー樽熟成にみられるクドさは無い、いわゆる日本人好みです。個人的には１７年より好みかも。生産の再開を～。

　去年の年内最終日で、昼から開店してくれていたのですが、先客が２名。オッサンの連れでした。後で女性が合流しましたが。
　オッサンの一人、かなり訛りがある人でしたが、メニューを見て「私、サイドカーが好きなんだよ。何十年も飲んでないけど」と意味不明の言葉を発してました。好きなら年に１回とかは飲むよね～。更に使うブランデーは全体の何％だの、マスターが答えにくい質問をしてましたわ。知ったかぶりに聞えましたが。

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　最後にグレンドロナック　８年　ヒーランを注文。

　グレンドロナックはシェリー樽熟成専門と思っていたら、半分バーボン樽で熟成させる挑戦の１品らしいです。

　グレープフルーツとバニラの香り。

　飲むと確かにアンズのジャムみたいな甘酸っぱいシェリーの風味と、バーボン樽のバニラ風の味が混在していた様な気も……。

　このボトル、マスターがカウンターの少し離れたところに置いたので、写真を撮るために勝手に手元に寄せて元に戻そうとしたら、マスターがグイっと定位置に戻しました。勝手にボトルに触るのはマナー違反（割ったら責任問題ですから）ですから、少し怒らせたのかな～。それともただの整理整頓か。もっとも他の店では注文したボトルは手元に置いてくれますが。Main Maltさんなんか客が勝手にボトルを触り放題です。